ウェブの理想の実現に向けて
起業独立するまで会社員として、フリーランスとしてシステム開発の会社や、ホームページ制作の会社、デザイン会社、携帯コンテンツの会社、コンサルティングの会社など様々な業種で別々に行動していた仲間達が、ウェブの理想を実現するために集って自分達の会社を設立しました。インターネットの黎明期から、ブロードバンドの急速な普及まで、私たちは常にインターネットに関わりながら過ごしてきました。現在のウェブは、20年前とは比較にならないほどコンテンツが増え生活に密着した存在になりました。
インターネットと言う言葉が、ネットと呼ばれるようになり、PCからスマートフォンへ、いまやネットのない生活は考えられないようになっています。仲間達は、結婚をし、子供をつくり、まだ若かった親は歳をとりました。妻は子供のため、家庭のことと、様々な調べ物でインターネットを利用しています。親は、離れたところに住む孫の写真をホームページで見られることを楽しみにしています。私も仕事以外にショッピングや、趣味の情報を見るため、交流の輪を広げるためにネットを利用します。
独立する前ですが、友人の結婚式がありました。友人は東京に住む親戚を当然のように招待しました。友人の親戚は、あることがきっかけで視力に障害を持つ方でした。その方は、元エンジニアで障害を持つようになってからは、旅行をすることがなくなっていましたが、大事な甥っ子の為に旅行をする決断をしました。もちろんその方も、インターネットを利用しています。音声を読み上げブラウザを駆使しながら情報へアクセスしていきます。航空券は前もって友人が 手配しているので問題はありません。当日、宿泊するホテルの手配も問題なく、介助犬の同行も大丈夫です。しかし心配だったのでしょう。ホテルの情報を確認するためにウェブを検索して、ホテルのホームページへアクセスしました。ところが、ここで問題が起こったのです。ホテルのホームページは、私たちからも見ても良くできており、便利な予約システムもあります。しかし情報のほとんどが画像化されており、音声読み上げブラウザにはまったく理解の出来ないものだったのです。そのホテルでは、館内のバリアフリーをひとつの特徴にしています。しかしお客様が、まず一番最初にそのホテルとの接点になるであろうホームページは、まったくバリアフリーではなかったのです。そして残念なことに、友人がそのホームページの制作に関わっていたのです。
この事件をきっかけに、私たちは情報バリアフリーに対して、ウェブは、ホームページはどうあるべきかを考え始めました。そしてウェブバリアフリーの研究を始めました。国内でウェブバリアフリーを実施している企業はほとんど存在せず、手探りの状態でした。結果的にW3Cに完全準拠することが、最良という結論になりました。W3C準拠で制作していくホームページは、検索サイトの上位へも表示されやすくなるなどのSEOの効果もあり、制作していくホームページの費用対効果は飛躍的に向上しました。もちろん、ホームページの制作だけでなく、他のビジネス要素にも大きな影響を与えたことは言うまでもありません。
これまで制作の現場に出てこなかった声が、私たちの元に届いた結果。クライアントの企業姿勢も、そのホームページを見た人に高く評価されるようになりました。ユーザーを中心に置いたホームページ制作を行なうことで、全ての人に利益をもたらすことが出来たのです。そして私たちは、自分たちが考える理想のウェブの実現のためにカラー・ウェブコンサルタントを設立しました。
カラーウェブ概要
商号カラーウェブ
創業平成17年8月4日
資本金300万円
代表山崎 孝浩
本社所在地819-1137 福岡県糸島市南風台7丁目8-26
メールアドレスinfo「@」color-web.net
事業内容WEBサイトの構築に関わる業務全般
WEBサイトのコンサルティング業務全般